アメリカのトイレ論争
TIME誌より↓
http://time.com/4701658/texas-senate-bathroom-bill-sb6-transgender/?xid=time_socialflow_twitter
テキサス州議会では出生証明書に基づく性別によるトイレなどの公共の施設の利用が義務付けられる法律(SB6)が21-10で可決。
立法を主導する共和党と民主党で5時間にも及ぶ論戦が繰り広げられた。
共和党の議員は、プライバシーと個人の安全の観点から、法律の必要性を訴えており、民主党はトランスジェンダーの人々を傷つけるものとして反発している。
オバマ政権時代に、トランスジェンダーなど心の性別と心の性別が一致しない人が、学校や役所などで、心の性別のトイレを利用できるというガイドラインを示して以降、全米各地で賛否が分かれて、大きな論点になっている。
(ちなみに現トランプ政権はこのガイドラインを撤回済)
民主党は性犯罪者などがこのガイドラインを利用して犯罪に及んだケースはないとしているが、共和党は出生証明書の性別の変更はテキサス州では認めらている、として議論は白熱。共和党議員のスピーチもかなり熱がこもったものになっている様子。
テキサス州議会で可決されれば、このあと連邦下院に議案は送られる。
テキサス含め、全米では13の州で同様の立法に向けた動きがあり、トランプ政権下でどのように議論が落ち着いていくか見もの。